上棟式って何?
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更新日:2019/04/10
カテゴリー: 知って得する不動産のあれこれ上棟式とは、新築の際に行われる古くから伝わっている
神様に対して行う祭祀です。
呼び方は、棟上げ、建前とも呼ばれる場合もあります。
これは建物が無事であるよう願って行われる儀式であり、
柱、梁、棟などの骨組みが完成した時点で
行われるようになっています。
祭祀であるものの普通の住宅の場合、一般的には
神主を呼ばなくても可能であり、
棟梁が中心となって執り行うことが多くなって来ているのです。
幣束を儀式には使用しますが、施工業者が準備をしてくれます。
無事を願って行うと言う意味合いもありますし、
棟梁や大工さんへの
感謝の気持ちを表す意味も込められてもいます。
そのため、施主はこれからの工事の無事と、
職人への労いを伝える機会になるので、
儀式後に直会という宴会を催すことが一般的になっています。
しかし、この儀式は新築する際に
必ず行わなければならないと言う決まりはありません。
施主、施行会社と話し合いや希望でしない場合もあります。
予め施行会社とよく話し合った上で、
計画的に日取りを決めて行うのが普通です。