狭山市 不動産| 土地 買取

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価格交渉について

公開日:

更新日:2019/04/17

カテゴリー: 知って得する不動産のあれこれ

新築一戸建てや土地など、物件を探し、気に入った物件を申込(購入の意思)する段階には、必ず購入価格を決定します。

購入価格は買主様が、○○価格で購入する希望価格です。希望価格と売主様の販売価格に差が生じた金額が「価格交渉、値引金額」となります。購入申込書の記入段階で、必ずお客様に質問される内容ですし、私の方から確認する内容でもあります。

一般的に買主は少しでも安く購入したいと思い、売主は値引をしないで少しでも高く売りたいと考えます。そこで価格交渉が必要になるわけです。


価格交渉の前に

価格交渉は出来ても買主様が希望する価格(値引)になる保証はできません。結果的には全く価格の交渉ができない場合もありますし、買主様の希望する価格で交渉が成立しご契約になる場合もあります。当社としては最善の努力によりお客様が納得いただける交渉を心がけております。

価格交渉をする際の大切なルール

  1. 物件の選択・・・・・物件の選定・決定がスタートです。
  2. 資金計画・・・・・・住宅ローン・諸費用等、購入に係る費用を明確にします。
  3. 価格・諸条件・・・・希望価格と手付金の額・決済時期等諸条件を確認します。
  4. 物件に対する諸条件・契約書に特記する内容を確認します。
  5. 購入申込・・・・・・購入希望条件を書面化し、具体的に売主側に提示します。
  6. 価格交渉・・・・・・1~5を踏まえ交渉します。

※交渉は決裂する場合もあります。また、価格交渉は購入することが大前提です。
※お客様(買主様)が、不動産を購入する際の不安要因や住んでからの問題を極力なくすことも心がけています。

価格交渉の成功ポイント

住宅ローンの事前審査が通っていること

具体的に価格交渉をする時に必ず、売主様は「資金計画(住宅ローン)は大丈夫ですか?」と質問してきます。その時に、「これから事前審査をしますので」と答えたら交渉としては弱くなります。
新築一戸建ての場合売主様(建設会社)の交渉窓口は担当者となります。担当者が会社上司に交渉金額の承諾を得るには、お客様(買主様)の購入意欲と資金的裏づけが重要です。
不動産売買契約書には、「ローン条項」があります。ローン条項とは、万が一ローンが借入できない場合無条件で契約を解除し、手付金を無利息で返還します。という内容です。売主様から見た場合約1カ月前後の販売タイミングを逃してしまうことになります。住宅ローンの事前審査が通っている事は価格交渉する際の重要なポイントとなります。

購入意思が明確であること

購入申込書は購入しようとする物件の売主に対する意思の表明です。通常、希望価格で交渉成立した場合、申込~1週間後に契約締結の流れになります。申込書には契約予定日、手付金額、決済予定日や契約書に記載する特記事項等も記載いたします。購入申込書に具体的内容を記載することにより、売主様に意思を感じて頂けます。交渉を有利に運ぶためには、お客様の購入意思・意欲を理解して頂くことが重要なポイントになります。価格交渉の際は、契約を前提にした購入申込書をご記入いただき交渉に入ります。

譲れる諸条件は売主様を尊重する

価格以外にも交渉内容には、物件やお客様により諸条件が異なりますが、優先下位の条件やそれほど重要でない条件は売主様を尊重し譲れる部分は譲りましょう。契約書や重要事項説明書において、お客様にとって不利益にならないように充分配慮し契約書等の各条項を記載・調整するのも私の仕事です。知らない事や見逃しやすいお客様に不利益な内容を売主様の言いなりに調印しないよう配慮いたします。


一般的に多くのお客様が望まれる条件(広い・陽当たり良好・角地・駅近等々)で住宅探しをした場合、お客様の予算と販売価格とのギャップが生じます。譲れる条件やエリアを変更して再度探すのも一案かと思います。価格交渉は絶対ではありません。交渉金額が大きければ大きいほど成功の確率は下がります。また、売主様側の事情も加味しますし、市場価格から著しく低い価格を提示しても、交渉の土俵にも上がれません。
全ての物件が価格交渉できるとは限りません。出来る限りお客様のご希望に答えられるように努力させて頂きますが、建築中や人気エリア・人気物件など、全く価格交渉はNGということもあります。売主様との交渉は誠意をもって行いますが絶対的な価格交渉の保証はできませんのでご了承ください。

私には一つの強みがあります。それは30年間売主側としてマンションや建売事業を企画~販売の責任者としての経験です。以前は売主の立場で営業やお客様からの価格交渉を受ける立場にいました。その際、これを言われたらこのお客様と気持ちよく契約したい!会社を説得したい!と思う交渉術が身に付いたのです。ポイントは【売主様が価格交渉に応じたくなる理由】と【売主様との信頼関係】プラス【過去のデーター】です。

価格交渉はお客様との二人三脚でしか成立しません。先ずはご相談ください。希望されている物件が、ご希望価格で交渉成立するかもしれません。