新築一戸建ての価格について
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カテゴリー: 知って得する不動産のあれこれ
不動産物件の価格について
新築一戸建てを、購入検討されるお客様にとって、物件価格はとても重要な要素です。
お客様の予算に応じ、希望するエリアや広さを諦めなければならない場合もあるかもしれません。
でも、少しお待ち下さい。
『失敗しない』『失敗したくない』住宅探しのポイント「物件価格 初級編」
1.「不動産の物件価格について、賢い「チャンス」と「タイミング」を知る」という事。
お客様は、ローンシュミレーションにより、毎月の支払可能金額から住宅ローン借入額を算出している方が一般的です。
毎月の支払可能金額は、現在の家賃や住居費(家賃プラス共益費・駐車場込)を基準にされている方が多いようです。
※現在の生活スタイルを維持出来る範囲の中で、あまり無理をされない事をおすすめします。
住宅ローン借入額+自己資金-諸費用≒「物件価格」※お客様の予算となります。
自己資金や諸費用が無い方は、
住宅ローン借入額-諸費用≒「物件価格」※お客様の予算となります。
※諸費用は概算 約100万円(仲介手数料無料⇒0円の場合)としてお考え下さい。
お客様の予算≒「物件価格」となり、その「物件価格」は、ネットに掲載されている「販売価格」として、お客様は判断されていることと思います。
お客様の予算は、ネットに掲載されている「販売価格」を基準に、希望するエリアや広さ等の条件で探していることになります。
チョット待った。諦めるのはまだ早いです?!
「販売価格」は、価格の上限、定価です。
■「販売価格」は、主に建物完成状況で値下がりします。
1.新築一戸建ての「販売価格」を参考程度に収め、「相場価格」と「妥当価格」をお客様自身でお調べ下さい。
2.「相場価格」と「妥当価格」を知ることは、購入価格で失敗しないベスト「チャンス」とベスト「タイミング」を逃さない事に繋がります。
※「相場価格」とは、一定のエリアで現在と過去に供給されている物件の「販売価格」の目安です。
※「妥当価格」とは、「相場価格」と値下げ後の「販売価格」を元に、価格交渉による最終的に成約出来る可能性を予想した価格です。「価格交渉」の詳細はこちら
「相場価格」をお知りになりたい方は、【かんたん査定】フォームをご利用下さい。
1.希望物件エリアや住所・物件の広さ等を入力し「相場価格」を確認下さい。
2.気になる物件が有れば、その物件を入力し現在の「販売価格」と「相場価格」を比較、確認下さい。
3.気になる物件の「販売価格」より「相場価格」が低い場合は、建物完成状況により今後値下げする可能性が高いです。
また、「相場価格」が「販売価格」より高い場合、すでに値下げをしている場合か、その物件に大きなマイナス要因が有ることが予想されます。
※いくつかの個別物件を比較することにより、「相場価格」より安い物件、高い物件が存在する事に気づかれると思います。
■高い物件の特徴(プラス要素)が、相場価格とのプラス価格差に見合うか判断して下さい。
■安い物件の特徴(マイナス要素)が、相場価格とのマイナス価格差に見合うか判断して下さい。
最後に、「相場価格」「販売価格」の低い価格より、「妥当価格」(-100万円+端数)を、算出下さい。※「妥当価格」あくまでもは目安です。
お客様の予算と、希望される新築一戸建ての「販売価格」が仮に合わなくても、簡単に諦めないで下さい。希望される物件が有れば、その物件の「販売価格」を追跡することにより「チャンス」が到来するかもしれません。
賢い「チャンス」と「タイミング」のつかみ方
1.希望物件を探す・・・値下げ前の「販売価格」は、参考程度に捉え、売出し当初より下見を繰り返し、具体的に検討したい物件を探す。
2.検討したい物件が見つかったら・・・建物完成状況と「販売価格推移」を確認追跡する。
3.検討物件が完成内覧可能になったら・・・内見をする。※内見時の注意。詳細はこちら
4.購入意思が決定したら・・・「販売価格」「相場価格」を検証し「妥当価格」を予測する。
5.「妥当価格」が、お客様の予算に近づいたら・・・適切な不動産営業担当者に相談する。
※お客様にとって、一見面倒に感じるかもしれませんが、不適切な営業担当者等に惑わされず、お客様ご自身が、判断・決断して頂けるだけの情報と知識が何より重要と考えています。
その上で、信頼できる営業担当者に不足部分を補ってもらえれば、お客様の住宅探しで『失敗』することは少なくなります。
『失敗しない』『失敗したくない』住宅探しは、『お客様のご家族の幸せ』を左右する一生に一度の大切なお買物です。拙いレポートですがご活用下さい。
お客さまの幸せを心から願っております。
※更に、
『失敗しない』『失敗したくない』住宅探しのポイント